
「海外FX業者は、500倍、1,000倍というハイレバレッジでトレードできると聞いたのですが、そのリスクというのはないのでしょうか?」
当然ですが、レバレッジが高ければ高いほどリスクがあります。しかし、海外FX業者には、リスクを口座に入金した金額の範囲内に抑えられる「追証ゼロサービス(ゼロカット)」があります。今回は、ハイレバレッジと追証ゼロの関係性について解説します。
国内FX業者の場合は、口座残高がマイナスになった場合、投資家の借金になる!
国内FX業者の場合
急激な為替変動で、FX業者のロスカットが間に合わずに口座残高がマイナス残高になった場合
- 残高のマイナス分(ロスカット未収金) = 投資家の借金
として、FX業者が追加で請求する「追証」が発生します。
国内FX業者の場合は、損失が口座に入金した金額の範囲内に収まらず、それ以上の借金を負うリスクがあるのです。
実際にスイスフランショックの際には
- マイナス残高になった個人投資家:1167人
- マイナス残高の総額:1,949,647,000円
- マイナス残高の一人当たりの金額:1,670,649円
というロスカット未収金が発生しています。
1,000人以上の個人投資家が一瞬にして、167万円もの借金を負ったことになります。
海外FX業者の場合
急激な為替変動で、FX業者のロスカットが間に合わずに口座残高がマイナス残高になった場合
- 残高のマイナス分(ロスカット未収金) = 海外FX業者が補填する
追証ゼロサービス(ゼロカット)を採用しているため、投資家への請求はゼロになり、マイナス残高は自動的にリセットされ、口座残高は0円になります。
海外FX業者の場合は、損失が口座に入金した金額の範囲内に収まるため、入金額以上の借金を負うリスクはないのです。
実際にスイスフランショックの時の海外FX業者「XMTrading」のメールです。
重要なお知らせ: CHFに関する最新情報 大切なお客様、 スイス国立銀行がEUR/CHFの上限撤廃の決定したことよって引き起こされた最近の市場での非常に大きな値動きによって、XMはスイス国立銀行による大混乱の影響は受けての暴落の影響は受けていないことをお客様に保証致します。
XMは常にマイナス残高の自動的な保護を提供していることをお客様に再度ご案内申し上げます。 当社は、この度のEURCHF通貨ペアの異例な値動き等の混乱時には、特にお客様に対する当社の忠誠心の現れとして、こちらのマイナス残高の自動的な保護を継続していく所存です。 先週中にマイナス口座残高が発生した全てのお客様は、当社の評判と強みへのお約束を果たす為に、マイナス残高が起こりうる他のケース同様に、それらのマイナス残高は既にリセットされています。
つまり、
- 国内FX業者 → 口座残高がマイナス残高になった場合 → マイナス分は投資家の借金
- 海外FX業者 → 口座残高がマイナス残高になった場合 → マイナス分は海外FX業者が補填
という大きな違いがあるのです。
国内FX業者の仕組みだった場合
レバレッジが大きくなればなるほど、予想した方向と逆方向に為替が急激に動いてしまったら、口座残高がマイナスになり、多額の借金を負うことになってしまいます。
だからこそ、日本の金融庁は、レバレッジ制限をして、投資家の借金を増やさないことを目指しているのです。
海外FX業者の仕組みでは
レバレッジが大きくなって、予想した方向と逆方向に為替が急激に動いてしまい、口座残高がマイナスになったとしても、マイナス分は補填されるため、投資家のリスクは入金した金額の範囲内におさまります。
海外FXでは、レバレッジを大きくしたとしても、損失は入金した金額の範囲内に限定されるため、リスクは限定され、リターンは、レバレッジをかければかけるほど大きくなるメリットがあるのです。
海外FXは
- 「レバレッジが大きい」だけ
では意味がなく
- 「レバレッジが大きい」かつ「追証ゼロカット」
があるからこそ、リスクを限定し、リターンが大きいトレードができるのです。だからこそ、少額資金で大きく稼ぎたい投資家は、海外FXに軸足を移しているのです。